私の目標は、もともと動物病院の開業医になることでした。そのため、経営のことなども学びつつ、他院での勤務医を経験し、札幌のこの地にノースアニマルクリニックを開業いたしました。以来、大きな野望を持つバリバリの獣医師というよりも、「動物のことに詳しい、近所のおじさん」くらいの身近な感じで、動物たち、そして飼い主さまにやさしく接することをポリシーに、動物たちの生活全体に寄り添っています。
とはいえ動物病院は、究極的にはやはり動物たちの「生死」を扱うところです。動物病院に敷居を高く感じている飼い主さまは少なくないかもしれません。そこで、「家族としてのペットを少しでも元気にしてあげたい」と願う飼い主さまの希望に沿えるよう、私たちもさまざまな面でできる限りの努力を重ねております。
先進的な医療技術や知見のほか、必要十分な医療機器などを備える一方で、病院自体は開放感のある落ち着いた空間とし、私をはじめスタッフもみんな動物たちや飼い主さまにやさしく親しみを持って接することをモットーにしています。医療的には信頼のおける動物病院として、しかし気分としては近所のカフェかコンビニにでもお出かけするような感覚で、気軽に当院にお立ち寄りください。いつでも歓迎いたします。
動物たちとの共生、暮らしにはもちろん大変なこともいろいろあるでしょう。しかし、その生活の中で喜びや得るものも多くあり、だからこそペットが元気でいつまでもそばにいてほしいと願うのではないでしょうか。目で見てわかるような大きな病気から、ペットとともに暮らす生活上の小さなお悩みまで、私たち動物の健康と暮らしについてのプロフェッショナルにどうぞお気軽にご相談ください。